2015年08月08日
那覇市就労ワーキング
ハイサーイみなさーん!! 甲子園開幕!! 興南高校初戦遅いし、火曜日ってつらいですねー!! 仕事中にどこからともなく結果が知らされるパターンですねー!! ……中原です。

7月31日(金)那覇市保健センターにて「平成27年度第1回那覇市障がい者就労ワーキング」が開催され、市内就労移行支援事業所、就労継続A型・B型事業所、委託相談支援事業所、南部地区就業・生活支援センター、沖縄障害者職業センター等から50名以上の方々が参加されました。

今回ワーキングは「県自立支援協議会・南部地区自立支援連絡会議」「なは障がい者プラン」の周知とともに、各事業種別の立場から「現状と課題についての意見集約」をメインに行いました。

「那覇市自立支援協議会について」 障がい福祉課 山城 正行 副参事
開会あいさつの後、山城副参事から那覇市自立支援協議会について組織の目的、構成委員、活動内容などについて説明されました。また「那覇市就職・生活支援パーソナルサポートセンター」の案内も行われました。

「昨年度事業報告・今年度の取り組みについて」 就労ワーキングリーダー 中原 弘道(さわやか)
昨年度行われた7つの就労ワーキング関連事業報告について、特に年2回開催の就労ワーキングや年1回開催の就労移行支援ネットワーク会議内容を報告し、今年度も継続して取組むことなど説明しました。

「沖縄県自立支援協議会について」 溝口 哲哉 南部圏域相談支援アドバイザー(Enjoy)
今回再始動した沖縄県自立支援協議会について説明されました。その役割としては、
1.地域の実態把握・情報共有
2.地域の支援体制のバックアップ
3.全県的課題の把握・助言
4.専門的分野の支援方策の普及
5.人財育成
が謳われており、
1.相談部会
2.療育・教育部会
3.就労部会
4.住まい・地域支援部会
の4つの専門部会から構成されていて、就労部会は「一般就労ワーキング」と「福祉的就労ワーキング」の2つから構成されていることなど説明がありました。また協議会と名のつくものが全てつながっているので、そのつながりを意識する事の重要性についてもお話されました。

「南部地区自立支援連絡会について」 吉川 嘉朝 南部地区自立支援連絡会議就労部会長(かるにあ)
南部圏域の現状について、その対象が広範囲であるため各市町村の状況把握が難しいこと、これまでの発達障害支援についての取組み報告や今年度定着支援に関する取組予定であることなどが説明されました。

「なは障がい者プランについて」障がい福祉課 脇田 淳 主幹
概要や経過について説明の後、就労関係について具体的な数値目標なども含め福祉施設から一般就労への移行促進を掲げ、今後平成29年度末には移行者数や就労移行支援事業所の就労移行率が3割以上の事業所数を平成24年度の2倍にすることなど説明がありました。
これら目標についてはプランをプランで終わらせず、達成するための方策や進捗管理を全体で共有しながらプランの周知とともに3年後を見据えて取り組む重要性を中原からコメントさせていただきました。
「意見交換(グループワーク)」
那覇市の就労支援に関する現状の把握、課題やニーズの抽出・整理を目的に9つのグループに分かれ、参加者それぞれの立場で現状や課題など出し合い、改善策、好事例、アイディアなどについて意見交換していただきました。

1グループ 2グループ

3グループ 4グループ

5グル―プ 6グループ
カメラマンも議論白熱でエキサイトしてきたのか…アングルがおかしくなってきた模様です。

7グループ 8グループ
9グループ
白熱する話し合いの模様




グループ発表

1グループ 橋本 孝幸 氏(なんくる) 2グループ 仲間 俊二 氏(そうせい)

3グループ 宇久田 全輝 氏(ピース) 4グループ 宮城 薫 氏(おおきなかぶ)

5グループ 知念 正剛 氏 (北嶺学園) 6グループ 我如古 大作 氏 (ゲラジョブ2号館)

7グループ 川村 浩樹 氏 (職業センター) 8グループ 金城 祐美 氏 (すこやか)

9グループ 溝口 哲哉 氏 (Enjoy) 感想コメント 川村 浩樹 氏 (職業センター)

各グループから様々な立場から様々な意見が出されましたが、主な意見としては、
・移行やA型の利用者やスタッフの確保が難しい。(複数意見)
・すぐにB型が利用できない。(複数意見)
・相談支援事業所が対応できず、サービス等利用計画が滞っている。(他市町村のケース)
・B型の工賃アップを図りたいがどうしたらよいのか。
・A型の定着支援が難しい。
・B型で商品開発をしたいが手が回らない。
・B型工賃の差により不満が出る。
・事業所の情報が分からない(相談支援事業所)
・職員間の意識を高めたい。
・A型の作業時間について
が挙がりました。複数意見として「利用者確保」「B型利用について」が出されましたが、このうちB型利用に係る、いわゆる「就労アセスメント」については、市内の実態を把握し、どのような課題があるのかを探るためアンケートを実施する予定で、参加された皆様にはその案を作成、提示させていただきました。
また利用者の確保について、事業所努力はもちろんですが、昨年度から取り組んでいる事業所情報提供の効率化に向けて、那覇市と調整中であることや、市が行った生活実態アンケートから就労希望者が相当数いることがわかっており、その掘り起こしなどについて進められればと思います。
最後に今回オブザーバー参加していだいた沖縄障害者職業センター川村浩樹所長からのコメントです。
沖縄の状況を知る良い機会であったことや、25年前に比べ、今これだけ一般就労を考えてくれる仲間がいて心強いこと、準備性も大事だが、人は働きながら成長すること、就労にはマッチングが重要であること、今般企業の障害者雇用意識の高まりとともに雇用管理がしっかりされていること、マッチングのためにも企業を知ることが重要であることなどお話されました。
本日のワーキングの内容を今月行われる第1回那覇市障がい者自立支援協議会にて報告し、事務局も含めて今後の方策を検討、実践していくこととなります。
参加者の皆様、お疲れ様でした。
7月31日(金)那覇市保健センターにて「平成27年度第1回那覇市障がい者就労ワーキング」が開催され、市内就労移行支援事業所、就労継続A型・B型事業所、委託相談支援事業所、南部地区就業・生活支援センター、沖縄障害者職業センター等から50名以上の方々が参加されました。

今回ワーキングは「県自立支援協議会・南部地区自立支援連絡会議」「なは障がい者プラン」の周知とともに、各事業種別の立場から「現状と課題についての意見集約」をメインに行いました。
「那覇市自立支援協議会について」 障がい福祉課 山城 正行 副参事
開会あいさつの後、山城副参事から那覇市自立支援協議会について組織の目的、構成委員、活動内容などについて説明されました。また「那覇市就職・生活支援パーソナルサポートセンター」の案内も行われました。
「昨年度事業報告・今年度の取り組みについて」 就労ワーキングリーダー 中原 弘道(さわやか)
昨年度行われた7つの就労ワーキング関連事業報告について、特に年2回開催の就労ワーキングや年1回開催の就労移行支援ネットワーク会議内容を報告し、今年度も継続して取組むことなど説明しました。
「沖縄県自立支援協議会について」 溝口 哲哉 南部圏域相談支援アドバイザー(Enjoy)
今回再始動した沖縄県自立支援協議会について説明されました。その役割としては、
1.地域の実態把握・情報共有
2.地域の支援体制のバックアップ
3.全県的課題の把握・助言
4.専門的分野の支援方策の普及
5.人財育成
が謳われており、
1.相談部会
2.療育・教育部会
3.就労部会
4.住まい・地域支援部会
の4つの専門部会から構成されていて、就労部会は「一般就労ワーキング」と「福祉的就労ワーキング」の2つから構成されていることなど説明がありました。また協議会と名のつくものが全てつながっているので、そのつながりを意識する事の重要性についてもお話されました。
「南部地区自立支援連絡会について」 吉川 嘉朝 南部地区自立支援連絡会議就労部会長(かるにあ)
南部圏域の現状について、その対象が広範囲であるため各市町村の状況把握が難しいこと、これまでの発達障害支援についての取組み報告や今年度定着支援に関する取組予定であることなどが説明されました。
「なは障がい者プランについて」障がい福祉課 脇田 淳 主幹
概要や経過について説明の後、就労関係について具体的な数値目標なども含め福祉施設から一般就労への移行促進を掲げ、今後平成29年度末には移行者数や就労移行支援事業所の就労移行率が3割以上の事業所数を平成24年度の2倍にすることなど説明がありました。
これら目標についてはプランをプランで終わらせず、達成するための方策や進捗管理を全体で共有しながらプランの周知とともに3年後を見据えて取り組む重要性を中原からコメントさせていただきました。
「意見交換(グループワーク)」
那覇市の就労支援に関する現状の把握、課題やニーズの抽出・整理を目的に9つのグループに分かれ、参加者それぞれの立場で現状や課題など出し合い、改善策、好事例、アイディアなどについて意見交換していただきました。
1グループ 2グループ
3グループ 4グループ
5グル―プ 6グループ
カメラマンも議論白熱でエキサイトしてきたのか…アングルがおかしくなってきた模様です。
7グループ 8グループ
9グループ
白熱する話し合いの模様
グループ発表
1グループ 橋本 孝幸 氏(なんくる) 2グループ 仲間 俊二 氏(そうせい)
3グループ 宇久田 全輝 氏(ピース) 4グループ 宮城 薫 氏(おおきなかぶ)
5グループ 知念 正剛 氏 (北嶺学園) 6グループ 我如古 大作 氏 (ゲラジョブ2号館)

7グループ 川村 浩樹 氏 (職業センター) 8グループ 金城 祐美 氏 (すこやか)
9グループ 溝口 哲哉 氏 (Enjoy) 感想コメント 川村 浩樹 氏 (職業センター)
各グループから様々な立場から様々な意見が出されましたが、主な意見としては、
・移行やA型の利用者やスタッフの確保が難しい。(複数意見)
・すぐにB型が利用できない。(複数意見)
・相談支援事業所が対応できず、サービス等利用計画が滞っている。(他市町村のケース)
・B型の工賃アップを図りたいがどうしたらよいのか。
・A型の定着支援が難しい。
・B型で商品開発をしたいが手が回らない。
・B型工賃の差により不満が出る。
・事業所の情報が分からない(相談支援事業所)
・職員間の意識を高めたい。
・A型の作業時間について
が挙がりました。複数意見として「利用者確保」「B型利用について」が出されましたが、このうちB型利用に係る、いわゆる「就労アセスメント」については、市内の実態を把握し、どのような課題があるのかを探るためアンケートを実施する予定で、参加された皆様にはその案を作成、提示させていただきました。
また利用者の確保について、事業所努力はもちろんですが、昨年度から取り組んでいる事業所情報提供の効率化に向けて、那覇市と調整中であることや、市が行った生活実態アンケートから就労希望者が相当数いることがわかっており、その掘り起こしなどについて進められればと思います。
最後に今回オブザーバー参加していだいた沖縄障害者職業センター川村浩樹所長からのコメントです。
沖縄の状況を知る良い機会であったことや、25年前に比べ、今これだけ一般就労を考えてくれる仲間がいて心強いこと、準備性も大事だが、人は働きながら成長すること、就労にはマッチングが重要であること、今般企業の障害者雇用意識の高まりとともに雇用管理がしっかりされていること、マッチングのためにも企業を知ることが重要であることなどお話されました。
本日のワーキングの内容を今月行われる第1回那覇市障がい者自立支援協議会にて報告し、事務局も含めて今後の方策を検討、実践していくこととなります。
参加者の皆様、お疲れ様でした。
Posted by さわやか at 00:00│Comments(0)
│研修、会議などの参加