2019年03月29日
平成30年度ジョブサポータースキルアップ研修
平成30年度のジョブサポータースキルアップ研修として
3月16日(土)15:00~17:00「精神障がい者の就労支援について」を実施しました。
今回は現任のジョブサポーを対象に定着支援や余暇活動で活動されている方に参加していただきました。
余暇活動の料理教室を終えて…
場所を真和志庁舎2階ボランティアサロンに移動。
てるしのワークセンター知念美香さんを講師にお迎えして実施しました。
発達障害、アスペルガー、統合失調症、高次機能などの7つの事例をもとにグループワーク形式で意見交換しました。
働く上で困難な事はどんな事?
続けられるのはなぜ?
辞めたいと思った時はどんな時?
働く上での困難は、人それぞれで個人と環境の関係性にある。
環境からの影響で同じ障がいでも対応方法は色々ある。
また、講義の中のセブンルールもこれからの支援に活かしていきたい大変勉強になる内容でした。
〔セブンルール〕
①焦らない 焦らさない
②本人の意思と決定を大切にする
③ストレングスを見つける
④変化に気づく
⑤協力者を知る
⑥ワークライフバランスを考える
⑦家族、本人のそれぞれの思いを知る
7つの事例のお話しにジョブサポーターさんも担当する利用者さんを思い浮かべながら、話しに聞き入っていました。
改めて、ジョブサポーターが利用者さんに寄り添い、何でも話しができる身近な支援者として
繋がり続けることで安心、安定した就労生活ができ“こころの健康”に貢献していく重要性を感じました。
これからの支援に活かせる事例が多くあり、2時間の講義でしたがもっと聞きたいとの声がありました。
知念さんお忙しい中、研修の講師をお引け受け頂きありがとうございました